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消えないから。 それは。 決して。 たとえ、ことばにならなかったとしても。 たとえ、目に見えなかったとしても。 決して 失われることなく そこにあるから。 ページを捲ってよ。…

つくる ワーク

一個じゃん

ことばの前で、わたしは泣いた。   ちかづいて、なにかを言おうとおもったけど、 あいてはことばだったから、なにひとつ、ことばにならずに泣いた。 しばらく泣いて、ことばがじっと、わたしのことを 包み込むみたいにしてそこにいるのを感じた。   わたしは、どうしたかったんだろう。 ことばと、どうしていきたかったんだろう。 それがわからなくて、何かを訊くことすらできなくて、 しとしと、 […]…

かぞく

ほはば 3

やさしい、朝 だれかと ほはばを そろえゆく     用意されたみちじゃなくて じぶんが、えらぶもの   たとえそれが、天の意に沿わずとも だれかをしあわせにすると決めたなら そこから道は、拓けてく   これだと思ったものに さほど、じかんは かからない   直感は、すべてのこたえで、わたしたちの背中をすぐに押す     でもそ […]…

かぞく

かぞく。

わたしと息子は、 家族になるまでに3年半かかった。 それは今、始まって、 これからかたちを変えようとしている。…

全部好き

  デートのおさそいは、たいてい一週間きったところでやってくる。 いつも、ずっと、そうだった。   それがいつかはとてつもなくいやで、 不安でしかたなくて、   軽くあしらわれているような、気がした。   そう、たとえば直前で、会いたくなくなったら キャンセルができるように、ぎりぎりにれんらくをしてくるのだろうと。     はるがやってき […]…

かぞく

「じゃあ、俺とやってみれば?」

わたしは相変わらず、崩れ落ちるように、または床に全身磁石でくっついているようにして、その床に伝う涙と鼻水で洋服をビショビショにしながら、泣いていた。 あまりに苦しく、分からないことがこの世界には多すぎて、その瞬間、とくに分からなかったことが、 なぜ、ひとは、一番愛しているひとと一生を共にすることを選ばないのか? 一番愛しているひと以外のひとと、家族でい続けるということは、一体、本当に一体、どういう […]…